コラーゲンサプリ比較 ~ 効果的な選び方

コラーゲンを毎日の食事で摂取できると良いのですが、
毎日コラーゲン豊富な食材を選ぶのは大変。
そこで吸収率が良いコラーゲンを手軽に摂取できる
コラーゲンサプリメントなら忙しい方にもおすすめです。
たくさん発売されているコラーゲンサプリの中から
希望する効果を発揮する商品の選び方をご紹介します。
コラーゲンサプリメントの選び方
コラーゲンサプリは原材料をチェックすべし
コラーゲンサプリメントの原料には大きく分けて
動物由来コラーゲンと魚由来コラーゲンがあります。
それぞれ特徴があるので目的に応じて選択しましょう。
- 動物性コラーゲン(動物由来)
-
豚コラーゲン、鳥コラーゲン、すっぽんコラーゲンなどがある。
メリット
食事からも摂取しやすい、比較的低価格、
人間のアミノ酸組成に近い
デメリット
カロリーが少し高い
カルシウムや脂肪などの不純物が混じりやすい。
吸収に少し時間がかかる
- 海洋性コラーゲン(魚由来)
-
マリンコラーゲン、フィッシュコラーゲン、海洋性コラーゲンなどがある。
メリット
分子量が小さく消化吸収しやすい
臭いが少なく、低カロリー
デメリット
動物性コラーゲンより高価格
食事からは吸収しにくい
コラーゲンペプチドと分子量で吸収率に差がでる
ペプチドとは成分を小さく分解したものを言います。
コラーゲンペプチドとはコラーゲン分子が分解され小さくなったもので、分子量で比較するとコラーゲン分子が約30万なのに対し、
コラーゲンペプチドは3千~1万程度とかなり小さくなります。
コラーゲンの分子量は小さい方が体への吸収率は高く、コラーゲンそのままよりコラーゲンペプチドのほうが吸収されやすいと考えられます。
「コラーゲンの種類別の分子量を紹介」
・コラーゲンペプチド(魚由来)
分子量:500 ~ 1万
・コラーゲンペプチド(動物由来)
分子量:3000 ~ 1万
・動物性コラーゲン(熱分解後)
分子量:平均10万
・動物性コラーゲン
分子量:平均30万
(参照:コラーゲンを内と外から摂取)
コラーゲンサプリを形状で選ぶ
コラーゲンサプリメントを選ぶ時その形状(種類)選びも大切。
コラーゲンの効果を期待するならコラーゲン含有量が多い、
錠剤、パウダー、ドリンク、ゼリーの中から選ぶと良いでしょう。
それぞれの特徴を下記に紹介します。
- 錠剤(タブレット)
-
臭いが無く飲みやすい。
携帯も容易で自宅だけでなく職場や外出時も摂取しやすい。
ただし、コラーゲンの含有量は多くない。
- パウダー(粉末)
-
好みの飲み物に混ぜてコラーゲンを摂取できる。
他のタイプより低価格、個別梱包されている場合はやや割高。
- ドリンク
-
一本に含まれるコラーゲン量が多く、
美肌成分を含んでいる商品も多く美肌効果が現れるのが早い。
ドリンクの味により好みが分かれる。
(参照:森永「おいしいコラーゲンドリンク ピーチ味」)
- ゼリー
-
個別梱包されており携帯にも便利。
おやつ感覚で気軽に摂取できる。
コラーゲン含有量はドリンクタイプより少ない。
コラーゲンサプリ 効果を高める飲み方
せっかくコラーゲンサプリメントを飲み始めても、思ったように効果を感じられないなら飲み方に問題があるかもしれません。
コラーゲンサプリは飲むタイミングを工夫したり一緒に摂取するとより効果を高める栄養素があります。
コラーゲンを飲むタイミング
- 毎日継続して飲み続ける
- 食事中または食後に飲むと吸収されやすい
- 美肌効果を求めるなら寝る前に飲む
コラーゲンは体に吸収されてその効果が得られます。
コラーゲンは毎日消費されるので、効果を得るには毎日定期的に摂取しましょう。
サプリメントを効果的に消化吸収するには消化酵素が十分分泌される食事中または食後に飲むのがお勧め、
ただし美肌効果を期待するならコラーゲンを夜寝る前に摂取するのが効率的、
なぜなら、お肌など人間の体は成長ホルモンによって新陳代謝が促進されるので、成長ホルモンがいちばん活発に分泌される深夜二時頃にコラーゲンが吸収されているのがいちばん都合が良いからです。
用法以上飲んでもムダ
コラーゲンサプリメントには一日に何錠飲むなど用法が書かれていますのでそれを守りましょう。
より効果を高めようと用法を超えて飲んでも意味はありません。
コラーゲンは必要以上に摂取しても吸収されず無駄になるだけですが、配合されている成分によっては過剰摂取でトラブルが起こることもあるので、用法を超えた使い方はやめましょう。
コラーゲンと一緒に取ると効果的な栄養素
コラーゲンと一緒に摂取すると効果が高まる栄養素があります。
いちばんのお勧めは「ビタミンC」、
ビタミンCは体内でコラーゲンを合成するときに必要になる成分です。
(参照:コラーゲンと一緒に取りたい栄養素)
反対に取り過ぎると逆効果になるのが「脂肪」と「糖質」
高脂肪食はコラーゲンの生成を妨げることがあり、糖質の過剰摂取はコラーゲンを糖化させハリや弾力を失わせてしまいます。